6月7日(金)お昼休みに、第53回通常総代会が開催されます。総代の皆さまには、お昼休みの短い時間内に全ての
議案を審議していただきますので、ご協力の程お願いいたします。
また、組合員の皆さまに、事業計画(案)をお知らせいたします。
農林生協を取り巻く状況
東日本大震災及びこれに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故から3年目を迎えますが、いまだに復旧・復興・除染など多くの課題が山積しています。
日本経済は、政権交代後の新政権の経済対策によって、長引くデフレからの脱却と円高の是正などによる経済成長への発展によって、消費者が生活実感として「景気が良くなった」と感じられることが期待されています。
しかしながら一方では、2014年春と2015年秋に計画されている消費税増税をめぐる動向や公的年金制度の改革等、国民の将来への不安感も増しています。
このような社会経済情勢において、農林生協を支える組合員の家計は依然として厳しい状況が続いており、このため積極的な消費にも結びつかないことなども影響して農林生協の供給高も低迷しています。
昨年度より本省及び筑波事務所において総合売店の運営を委託されたことから、今年度においては、特に2年目を迎えた本省総合売店の運営を中心に各種事業に全力で取り組むことが求められています。
また、職域生協としての役割を今一度自覚し、組合員参加の下に積極的な事業展開 を図る必要があります。
各種供給事業の推進
売店供給
①本省総合売店
(ア)農林水産省売店(総合売店)運営の2年目として、公募時の提案書のコンセプトを基本にしながら、組合員のニーズに応える売店づくりを引き続き進めてまいります。
(イ)農林水産省の総合売店に相応しい商品の品揃え、職域生協ならではのコープ(CO・OP)商品の販売など、生協の特色を活かした供給に引き続き努めてまいります。
(ウ)農林水産省らしい食材・食品にこだわった商品の斡旋として、「食べて応援しよう」、「女性起業家プチ♡マルシェ」等商品の販売に努めます。
(エ)筑波総合売店と共通のポイントカードサービスを引き続き推進します。
②筑波総合売店
(ア) 生協事務室が売店内へ移転し2年目を迎えますが、公募時の提案書のコンセプトを基本
にしながら、さらに利用しやすい売店づくりを引き続き進めてまいります。
(イ) 筑波地区の職域生協売店として、組合員のニーズに応える商品供給に努めるとともに、職場の売店として利便性を追求しながら商品サービスの向上を図ります。
また、中元・歳末謝恩セールをはじめ各種セール及び日替わりセ-ルを実施するとともに、職場やホームページ等で情報を提供します。
(ウ)筑波総合売店としての地域性を生かし、地産地消をコンセプトにつくばの特産品等地元商品の紹介と宣伝普及に努めます。
(エ)組合員の要望等を反映させるため、売店ヒアリング及び売店会議等を開催し、相互理解と意志疎通を図るとともに、売店運営の改善・指導に努めます。
(オ)本省総合売店と共通のポイントカードサービスを引き続き推進します。
事業部供給
①共同購入(職場回覧方式)の斡旋については、より多くの生産者や製造者等との連携を図り、安全・安心な商品や、組合員のニーズに応えられる商品の取扱いに努めます。また、農林水産省の職域生協としての使命である、農林水産省関係研究機関で研究開発・製造された商品の販売や国産農畜産物消費拡大の取り組みをさらに推進するとともに、ホームページ等からも宣伝普及に努めます。
②農林生協が開発した商品「電子レンジですぐおいも」を、農林水産省がめざす国内自給率向上の一環であるイモ類消費拡大の施策に寄与する取り組みとして、ホームページ等を活用しながら更なる販売・普及宣伝に努めます。
③本省職場への商品の直接お届け等、利便性に引き続き努めます。
指定店供給
生協が指定する指定店については、生協職域が全国に拡大されたことに伴い、全国の組合員
が利用できるように新日本石油等の他、さらなる拡充に努めます。
また、ホームページ、チラシ等での取扱い商品や購入方法等の宣伝を強化し、組合員の利用向
上に努めます。
保険サービス事業の推進
生協グループ保険
農林生協を一つのグループとして、組合員の相互扶助を目的に「少ない掛け金で、大きな保障」
をモットーに、昭和38年より発足した「生協グループ保険」は、組合員の生活環境が厳しい今こそ
その役割を発揮できる時であり、団体保険の特徴と有利性を最大限にPRし、より多くの組合員の
加入に結びつくよう募集活動を行っていきます。
また、新規加入の申込が随時受けられるようになりましたので、その周知徹底に努めます。
団体契約の損害保険等
農林生協が契約者となっている各種傷害保険等(交通・傷害、レジャ-、自転車)
は、各保険の特徴を生かしながら、長年にわたり幅広く募集活動を行ってきました
が、近年においては加入者も一部の種類を除いては減少傾向で、募集活動においても
職場の環境が変化してきていることから、従来のような形で継続していくことが困難
な状況になってきており、今後、保険の種類、内容等を見直すべく検討を進めてまい
ります。
その他の生命保険等
個人が契約した一般生命保険の保険料は、農林生協で団体扱いすることにより団体割引が適
用されます。
ここ数年において、地方関係機関から農林生協団体扱いへの移管受入れを行ってきましたが、
引き続き状況に応じた取扱いに努めます。
組織活動の推進
生協の加入促進
(1)生協加入促進
生協組織の基盤である組合員加入については、職域の全国拡大に伴い、PR活動を強化して加入促進を図るとともに、4月・10月を生協加入強化月間と位置付け、新入職員及び未加入者に対し、生協リーフレットの配布とともに理事、総代、連絡員の協力を得て組合員の拡大に努めます。
(2)職域別総代・連絡員会議の開催
生協事業に対する理解と協力を得るため、生協事業の紹介、年度事業計画案の討議等を行うとともに理事、総代、連絡員、事務局の連携と相互理解を深める場として3月に合同で開催します。
教宣活動、文化・スポーツ
(1)ホームページの充実・宣伝
「農林生協ホームページ」[https://www.nourinseikyou.jp/]を、より見やすく分かりやすく、身近なホームページとして、閲覧して頂けるよう、また利用しやすいよう、さらに工夫し、一層の充実を図ります。
「虹のなかま」については、ホームページ上での掲載とし、楽しめる情報の提供を行っていきます。
(2)宣伝強化の推進
生協売店及び指定店の取扱い商品、販売場所、販売価格の宣伝については、チラシ等の配付のほか、ホームページで逐一掲載していきます。
(3)生協強化普及月間
10月~11月の生協強化普及月間においては、ホームページを通じて生協運動の普及活動の強化に努めます。
(4)文化・スポーツ活動
ボウリング大会等組合員との交流や生協への理解を深める行事等を計画し開催します。
第53回通常総代会開催
◎ 日 時 6月7日(金) お昼休み
◎ 場 所 農林水産省会議室(予定)